狼と香辛料 14

狼と香辛料〈14〉 (電撃文庫)

狼と香辛料〈14〉 (電撃文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
銀細工師フランに北の地図を作ってもらえることになったロレンス。これでホロとヨイツまで行けると思ったのも束の間、再訪したレノスの町で禁書にまつわる騒動に巻き込まれてしまう。どうやらその禁書には、ヨイツを窮地に陥れる技術が記されているらしい。テレオ村の少女エルサやレノスの酒場の娘など、懐かしい面々も登場するシリーズ第14弾。

もうそろそろ物語も終わりに近づいてきたかな。
複数の間にわたって登場するような人物が少なく、そのほかの登場人物がほとんど1回きりの出番なので、単に既刊を読み返すことが少ないせいもあるかもしれないけど、この巻にエルザが登場したとき、しばらくどうゆう人だったか思い出せなかった。
ホロとロレンスも、ロレンスが自分の気持ちに率直になっているので、いい関係で読んでて好ましく思える。
ロレンスのホロに頼らぬ策略が、当たるという印象が薄いので、この巻の計画が成功するのか心配。