迷宮街クロニクル 4 青空のもと 道は別れ

迷宮街クロニクル4 青空のもと 道は別れ (GA文庫)

迷宮街クロニクル4 青空のもと 道は別れ (GA文庫)

迷内容紹介
第一層と第四層を結ぶゴンドラの設置。それにより探索者の利便性は格段に上がる「はず」だった。
だが、設置工事は困難を極める。
頼れる仲間に背を預け、その場を切り抜ければ明日がある探索と異なり、工事では一般人の施工者と現場を長期間護り続けなければならない。一方、迷宮に潜む生物たちも、侵略者の行動を見過ごすことはなかった。 手を携え、総力を挙げて探索者に牙を剥く怪物たち。迎え撃ち、その命を絶つ探索者も、ひとり、またひとりと怪物と同じ運命を辿ってゆく。
別れ。その二文字を直視しながら、探索者は進み続ける。先にあるのは安らかな眠りか、それとも……。
迷宮街が舞台の群像劇、堂々完結。

宮街クロニクル最終巻。
前巻の終わりで、真壁と由加里が別れるような感じになっていたので、その描写が長引かないか(恋愛話しかも別れの話なんて苦手でしょうがないので)心配だったけど、意外とあっさりと序盤でその話が終わったのでよかった。
最終巻なので、真壁に活躍してほしかったけど、最強トーナメントでは早々に敗れ去り、最後に仲間の死を見て自身の長所である冷静に判断することができなかったなど、真壁は迷宮街を去ることに決め手からあまりいいとこあまりなかったね。
最後のシーンのあとからの翠と真壁の話も読んでみたかった。