青春探偵団

(P[や]1-1)青春探偵団 (ポプラ文庫ピュアフル)

(P[や]1-1)青春探偵団 (ポプラ文庫ピュアフル)

内容紹介
エンターテイメント小説の大家・山田風太郎による、
学生寮を舞台にしたユーモア青春ミステリ

巻末解説は、青春ミステリの旗手・米澤穂信氏、
装画は、奇才の漫画家・黒田硫黄氏が担当。
青春ミステリの傑作が、新たな装いで堂々復活!
内容(「BOOK」データベースより)
とある町の北はずれ、こんもりとした山を中心として、南の麓に霧ガ城高校、東の麓に男子寮の青雲寮、西の麓に女子寮の孔雀寮がある。この町で青春を謳歌するクラスメイトの男女6人が、探偵小説愛好会「殺人クラブ」を結成。その活動は月に一度、山頂に集まっての会合と学園内外で起こる珍事件の解決!?エンターテイメント小説の大家・山田風太郎による、ユーモア青春ミステリの傑作が、堂々復活。

山田風太郎さんの小説は読もうと思っていたけど、中々読めずにいたのだけど、本屋でカバーの黒田硫黄さんの絵に惹かれ、帯に米澤穂信さんの解説だと書いてあったので、黒田さんも米澤さんも青春ミステリも好きなので、ちょうどいい契機と思って購入。
収録作の中では笑えるような要素の強い『泥棒御入来』と『屋根裏の城主』が特に好き。
初出・底本のページを見て、50年も前の作品なのか。
最初「殺人クラブ」の6人の面々が一気に出てきたので誰がどういう人物なのかよくわからずに混乱していたが、解説の2ページ目に簡単な人物紹介があったのではじめのうちはそこにたびたび目をやって人物の名を確認していた。