春の数えかた
- 作者: 日高敏隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/01/28
- メディア: 文庫
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内容(「BOOK」データベースより)
春が来れば花が咲き虫が集う―当たり前?でもどうやって彼らは春を知るのでしょう?鳥も植物も虫も、生き物たちは皆それぞれの方法で三寒四温を積算し、季節を計っています。そして植物は毎年ほぼ同じ高さに花をつけ、虫は時期を合わせて目を覚まし、それを見つけます。自然界の不思議には驚くばかりです。日本を代表する動物行動学者による、発見に充ちたエッセイ集。
エッセイ。日高さんの著作を読むのははじめて、『人間はどこまで動物か』を読んでみようかと思っていたけど、本屋を何件かまわってみてもなかったので、この本を購入。
目次の下の挿絵で植物が描かれているのと、最初の『春を探しに』が植物の話だったので、植物の名前に詳しくないから名前を言われてもぴんと来ないので、楽しめるか少し不安だった。虫の話が多め、読んでいて面白いけど頭の中で虫を想像すると元々虫苦手なので、少し気持ち悪い感じがする。
個人的には『八月のモンゴルにて』や『ヴァヌアツでの数日』といった旅行記が特に面白かった。