ボートの三人男

ボートの三人男 (中公文庫)

ボートの三人男 (中公文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
気鬱にとりつかれた三人の紳士が犬をお供に、テムズ河をボートで漕ぎだした。歴史を秘めた町や村、城や森をたどり、愉快で滑稽、皮肉で珍妙な河の旅が続く。数々のオマージュ作品を生み、いまだ世界で愛読されている英国ユーモア小説の古典。

有名な小説、前から気になっていたけど新装版が出たことを契機に購入した。読み終わるまでに案外時間がかかったけど、読みにくいとかじゃなくて積んでいたりしたのと毎日少しずつ読んでいたので遅くなった。
解説に『本来テムズ河についての歴史的および地理的な展望の書として目論まれた』とあったけど、その部分はあまり興味がないので読み流しに近い感じになってしまった。笑えるような小説としては今年読んだ中では一番かも。瞬発力があるというより常にニヤニヤしながら読めるような感じで面白かった。