パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘

パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘記 (文春文庫)

パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘記 (文春文庫)

親友・米原万里氏をして「イタリア通訳界の大横綱」と言わしめる著者が初めて明かす爆笑エピソードが満載! 傑作処女エッセイ集。
内容(「BOOK」データベースより)
TV局から依頼された法王のクリスマス・メッセージの通訳。放送開始まで20分。電話で音声を聞き、訳した原稿を持って6歳の息子がFAXに走る…手に汗握る聖夜の出来事を始め、日本最強のイタリア語同時通訳が明かす楽しいエピソードが満載。日伊文化比較や語学の上達法等、ためになる情報もいっぱいです。

米原さんの本で名前を知ってから読んでみたいと思っていたけど、そう思ってから大分時間が経ってようやく読むことができた。エッセイ集。
米原さんも出てくる『西太后と東太后』はすごく面白かった。だれることなくスラスラと読み進められた。通訳としての笑い話だけでなく、通訳になるまでを書いた『シモネッタ以前』も楽しんで読み進めることができた。