アクセルワールド 5

アクセル・ワールド〈5〉星影の浮き橋 (電撃文庫)

アクセル・ワールド〈5〉星影の浮き橋 (電撃文庫)

最強のカタルシス≫で送る、次世代青春エンタテイメント!! 
中学内格差(スクールカースト)の頂点・能美征二による謀略は去った。≪スカイ・レイカー≫も加速世界に復帰し、黒雪姫率いる≪ネガ・ネビュラス≫は、他に見劣りしない勢力となっていった。
 とある日、ハルユキは≪軌道エレベータ≫に日本の≪ソーシャルカメラ・ネットワーク≫が導入されるというニュースから、新たなるゲーム・ステージの気配を察知する。
≪宇宙≫ステージ。
 そこに辿り着いたハルユキは、このゲームの≪謎の運営者≫から提供された最大のミッションイベントを体感する!
「……鴉さん。これは、どういう、ことですか?」 
 それはさておき、同時進行で発生していたのは、黒雪姫とハルユキのお泊まりイベントで、さらにそこに≪スカイ・レイカー≫ことフーコさんも乱入してきて!?
 次世代青春エンタテイメント、待望の最新刊!!
(電撃文庫電撃文庫MAGAZINE > 新刊情報より)

スクールカーストの話は苦手なのでこのシリーズでの学校での話はそれが主眼となることが多いので、学校の話がなくてよかった。そういうのがあるから面白いけど少し苦手に感じていたので、今巻ではそういう鬱々としてしまうような話がなくて良かった。
『「先輩はきっと、本当は何か大切な話しがあるんだって思ったからです」「なに、それを見抜いていながら即効寝ようとしたのかキミは」(159P)』というのには笑った。
連続して読んだからそう感じただけかもしれないけど、《加速研究会》の奴らの《加速世界》へのスタンスがどうしても許しがたく感じて《災禍の鎧》をつかってまで倒そうとするのは、デュラララで帝人が自分の理想とするダラーズにしようとするさまとどこか重なるような。