平安時代―日本の歴史〈3〉
- 作者: 保立道久
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1999/11/19
- メディア: 新書
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出版社/著者からの内容紹介
794年の桓武天皇による平安京遷都から,1192年に頼朝が鎌倉に幕府を開くまでの約400年,地方における荘園制の確立を土台にして「春の鴬,秋の紅葉」と優美かつ風流な栄華をほしいままにした王朝貴族たちの日常の人生とは一体いかなるものだったのか? 平安400年の時代の真実にせまる「日本の歴史」シリーズ第3弾!
姻戚関係の系図がごちゃごちゃしていて分かりづらいなあ。
薬子の変によって皇太子の地位を追われた高丘親王、入唐して天竺への参詣のたびに出てインドシナ半島で客史というのはこの時代にかかわっている国は現在の中国、朝鮮辺りの国以外としかかかわっていないという印象で実際そうなんだろうけど、わずかな人数でもその枠外まで言った人がいるというのは意外だった。……どこかで見たことある名前と思ったら、澁澤龍彦の『高丘親王航海記』か。これも読みたいと思って読めていないなあ。
政権闘争ばっかりなのと、名前を色々と覚えるのが面倒なので、ちびちびと読んでいたのでやたらと読むのに時間がかかってしまった。