天才の栄光と挫折
- 作者: 藤原正彦
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/09/03
- メディア: 文庫
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内容(「BOOK」データベースより)
自らも数学者である著者が、天才数学者―ニュートン、関孝和、ガロワ、ハミルトン、コワレフスカヤ、ラマヌジャン、チューリング、ワイル、ワイルズ―九人の足跡を現地まで辿って見つけたものは何だったのか。この世にいて天国と地獄を行き来した彼らの悲喜交々の人生模様を描くノンフィクション大作。
今月に入って、藤原さんの著作結構読んでいるなあ。数学は苦手なんだけど、この本に出てくるような数学者達のような話には強く関心を覚える。
ただ、『心は孤独な数学者』とか、S・シンの本などで読んだことのあるエピソードが多かったので、そこが少し残念。関孝和、和算のすごい人としか知らなかったので面白く読めた、渋川春海との暦についての話は面白い、数学により正確な暦を知ろうと追及した過程で多くの成果が生まれたことについては知らなかった。