ふたりの距離の概算

ふたりの距離の概算

ふたりの距離の概算

内容紹介
春を迎え、奉太郎たち古典部に新入生・大日向友子が仮入部することに。だが彼女は本入部直前、急に辞めると告げてきた。入部締切日のマラソン大会で、奉太郎は長距離を走りながら新入生の心変わりの真相を推理する!
内容(「BOOK」データベースより)
あいつが誰かを傷つけるなんて―俺は信じない。すれ違う心の距離を奉太郎は解き明かせるのか。“古典部”シリーズ最新刊。

古典部シリーズ最新刊。でていたことに気がつかなかった、発売してから1週間以上たっているから近所の本屋にあるかちょっと不安だったけど2冊だけ残っていて、でていたことに気がついたその日のうちに買って読むことができてよかった。好きなシリーズなのですぐに読みきるのがもったいなくて読むペースが普段よりも遅くなってしまった。
大日向が話(回想)の中心だから、主要キャラの話もなかったのでちょっともの足りない。
『一章 入部受付はこちら』での大日向とであったときの謎解きがひとつあるだけで、それからは最後の大日向との直接の話までひとつの謎について考えているけど、その間折木の考えが明かされずに一人で考えている。謎についての仲間と会話しているところが好きなのでその部分が少ないからちょっと残念。
どうもいつもと違う変な感じがすると思ったら、千反田の『気になります』がないからか。