ベリーベリー(クロベタハート)エンジェルス 理事長閣下の特務機関!?

内容(「BOOK」データベースより)
高校に復学した僕を待ってたのは、理事長の従姉さんが設立したスパイ部部長の座!?聞けば、学園は今、校長をも凌ぐ権力を持つ生徒会によって、やりたい放題にされているらしい。その生徒会に対抗すべく、従姉さんが設立したのが、15番目の文化系部を隠れ蓑にしたスパイ部―通称“壱伍機関”だ。だけど所属の部員は全員美少女なのに性格も行動も、激しくヘン!従姉さん、こんな変人たちを率いさせて、いったい僕にどうしろと…。

読んでいて疲れないのはいいけど、それだけという感じ。『楽園』の人たち、ファンタジーなら好みはしないけど許容できるけど、一応現代を舞台にしているのに定型的なうえに薄いキャラはどうも苦手だ。おかしな学園の、おかしさの理由についてこの巻で説明がされていないのは説明不足のような。1巻で事の大小を問わず、ハートマークのあざの秘密とか『楽園』についてとかの解決にまで至っていないのがちょっと。キャラクターと展開されているラブ(エロ)コメを楽しむべきものなんだろうけどそれも個人的にはちょっとあわなかった。