退出ゲーム

退出ゲーム (角川文庫)

退出ゲーム (角川文庫)

内容紹介
廃部寸前の弱小吹奏楽部で、吹奏楽の甲子園普門館」を目指す、幼なじみ同志のチカとハルタ。だが、さまざまな謎が持ち上がり……。各界の絶賛を浴びた青春ミステリの決定版、早くも文庫化!
内容(「BOOK」データベースより)
「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」―穂村チカ、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみのホルン奏者。音楽教師・草壁先生の指導のもと、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見る2人に、難題がふりかかる。化学部から盗まれた劇薬の行方、六面全部が白いルービックキューブの謎、演劇部との即興劇対決…。2人の推理が冴える、青春ミステリの決定版、“ハルチカ”シリーズ第1弾。


再読。一度読んでるから面白いとわかっていても実際に読み始めるのは遅れてしまった。
このシリーズの名称が“ハルチカ”シリーズということを帯をみてはじめて知った。
『全身におしろい、赤ふんどし姿で校舎を疾走する名越』(133P)その格好は2年連続だったのか、名越。表題作の『退出ゲーム』が一番好き。『エレファツ・ブレス』は一番長い短編だけど、結末はあまり好きじゃない、ここで出てくる登場人物はすごい個性的で好きだけど。