依頼人は死んだ
- 作者: 若竹七海
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/06/01
- メディア: 文庫
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出版社/著者からの内容紹介
わたしの調査に手加減はない
女探偵・葉村晶に持ちこまれる様々な事件。例えば、市役所から突然送られてきたガンの通知……その真相は少し切なく、少しこわい
内容(「BOOK」データベースより)
念願の詩集を出版し順風満帆だった婚約者の突然の自殺に苦しむ相場みのり。健診を受けていないのに送られてきたガンの通知に当惑する佐藤まどか。決して手加減をしない女探偵・葉村晶に持つこまれる様々な事件の真相は、少し切なく、少しこわい。構成の妙、トリッキーなエンディングが鮮やかな連作短篇集。
短編集。若竹さんの小説だからミステリーかと思い読み始めた。けど、ジャンルの区分けには詳しくない(というか読む範囲のジャンルが限られているから)から良くわかんないけど、サスペンスとかハードボイルドとかそっちの方か、主人公は探偵といっても、探偵社の人だからね。あと、読んだ後に知ったけど、この作品は『葉村晶シリーズ』の2作目だったのね。
最後の『都合のいい地獄』でなんで超能力的なものを入れるかな。というか、青黒いあざの男がでてくるところは他のところとかなり雰囲気違う感じなのでちょっと。最後ちょっとホラーっぽい終わりかただし。