フラナリー・オコナー全短篇〈下〉

フラナリー・オコナー全短篇〈下〉 (ちくま文庫)

フラナリー・オコナー全短篇〈下〉 (ちくま文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
フラナリー・オコナーは20代半ばから亡くなるまで、アメリカ南部の農園で母とともに暮らした。難病と戦いながらも、午前中の数時間を必ず執筆にあてた。南部の人々を多く描いたが、その目は全世界を見捉えていた。O・ヘンリー賞を生涯で4度受賞し、短篇の名手と賞賛される。下巻は、死後刊行の短篇集『すべて上昇するものは一点に集まる』と後期作品2点、年譜、訳者あとがきを収録。
内容(「MARC」データベースより)
アメリカ南部の農場から世界を見渡して描く、深い衝撃とふしぎな開放感。暴力と殺人とユーモアと恩寵と。個人訳による初の全短編集。下巻には死後刊行の第二短篇集と年譜も収録。

上巻を読んでから下巻を読み終えるまでに一年以上の間があいてしまった。個人的には今まで読んだことのないような雰囲気の小説なんだけど、雰囲気が重苦しいし、どぎつい感じもするから、すごく苦手で個人的には合わないとは感じても面白いとも感じるから不思議だ。ただ、上巻よりも下巻の方があまりどぎつい感じもせず、ずっと面白かった。多少慣れたせいもあるかもしれないけど。