ゾラ・一撃・さようなら

ゾラ・一撃・さようなら (集英社文庫)

ゾラ・一撃・さようなら (集英社文庫)

内容説明
洒脱でスリリング、新感覚ハードボイルド!
美術品「天使の演習」を取り戻して欲しい──気儘な探偵・頚城悦夫は謎の美女からの依頼を受け、ある大物タレントに近づく。だが、その男は伝説の殺し屋「ゾラ」に狙われていて!?(解説/杏)

ノンシリーズ作品だけど、『天使の演習』とか盲目の詩人『簑沢素生』などS&MシリーズやVシリーズとの関連も。
ハードボイルドとあるけど、人物とか会話とかはいつもの森作品と同じ雰囲気なので、楽しめた。分量もちょうどよく読みやすかった。森さんの作品では『女王百年の密室』は500ページ以上と分量が多いので、買ってから1月以上経っているのに全然読めてないから早く読まなくちゃ。