ZOKU

ZOKU (光文社文庫)

ZOKU (光文社文庫)

出版社/著者からの内容紹介
正体不明。目的不可解。
彼らはなぜ、「微妙な迷惑」にエネルギーを注ぐのか!?

犯罪未満の壮大な悪戯を目的とする非営利団体ZOKU〉と、彼らの悪行を阻止しようとする科学技術禁欲研究所〈TAI〉。その秘密基地は真っ黒なジェット機と真っ白な機関車!
平穏な日常の裏側では、やられた者が気づかないほどささやかな迷惑行為をめぐって、悪と正義(?)の暗闘が、今日も続いていた!

なんかこういう風な雰囲気のものを言い表すジャンルがあったとは思っても、なかなかそれを思い出せなかったけど、41ページに『ヒーロもの』とあってようやくそうかヒーロ(戦隊)ものかと思い出せた。
野乃のやたらと率直な言動にはなかなか慣れない、Episode 2で十八歳といわれるまではもっと子どもだと想像していた(ヒーロ(戦隊)ものなら、子どもがいてもおかしくないかなあと思っていたので)。悪(戯)の組織も不況のあおりを食らっているのが笑えた。かなり読みやすくて1日で読めた。続編の『ZOKUDAM』も読む。