影執事マルクの手違い

影執事マルクの手違い (富士見ファンタジア文庫)

影執事マルクの手違い (富士見ファンタジア文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
ヴァレンシュタイ家の新米執事・マルクは優秀だった。柔和な笑顔にスマートな身のこなし。よく気がついて知識が豊富。「マルクさんって、何でもできるんですね!体は弱いけど」素朴に感心する使用人たち。うら若き美貌の主・エルミナも無表情ながら満足のご様子。だが本人だけは不本意だった。私はなぜ「おいしい紅茶」なんて淹れてるんです!?山犬の精霊“クフ・リーン”を使役する「影使い」の暗殺者が、なぜ!?―なぜ?それは、強大な精霊に守られたエルミナに返り討ちにされたから。絶対服従を強いる「空白の契約書」にサインしたから…。風変わりな主と執事のコミカル・バトラー・ファンタジー

名前だけは知っていて興味はあったけど、なかなか読む機会がなかったがようやく読了。シリーズ1作目って大概読むのにちょっと時間がかかるものなので、もう少し読むのに時間がかかると思っていたけど、思ったよりも早く読むことできた。
禁酒法時代のアメリカがモデルのファンタジー。少し意外な取り合わせ。
ヴァレンシュタイン家、当主も使用人たちも人数少ないけど全員やたらと強そうだなあ。ドミニク、なんか得体の知れない感じだし。まあ、そんな人間しか雇わ(え)ないのかもしれないけど。マルクの賃金、薄給だなあ。精霊のストライキには思わず笑った。