もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

内容紹介
敏腕マネージャーと野球部の仲間たちが甲子園を目指して奮闘する青春小説。高校野球の女子マネージャーのみなみちゃんは、マネージャーの仕事のために、ドラッカーの『マネジメント』を間違って買ってしまいます。はじめは難しくて後悔するのですが、しだいに野球部のマネジメントにも生かせることに気付きます。これまでのドラッカー読者だけでなく、高校生や大学生、そして若手ビジネスパーソンなど多くの人に読んでほしい一冊。
内容(「BOOK」データベースより)
公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。

とても売れているらしい本。タイトル長い。すごく読みやすかった、最近どうもあまり本をなかなか読み終えるまでにかなり時間がかかってしまっていたけど、この小説は読み始めてから一度も休憩を挟まずに最後まで面白く読めた。
『慶一郎はとうとう七つ目の押し出しを与えた。』(P109)1イニングで押し出し七つはさすがに、フィクションでもちょっとやりすぎじゃ。
夕紀の病気、どうしても病気という設定が安易に思えて仕方がない。さくさくと簡単に読み進められる小説なだけ余計にね。
実際に本の内容を理解して現実に生かすというのは読んでいて面白かった。