影執事マルクの覚醒

影執事マルクの覚醒 (富士見ファンタジア文庫)

影執事マルクの覚醒 (富士見ファンタジア文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
「マルクさん。あたしだって、勉強とかしてるんですよ?」アイシャの戦闘能力は、以前とは比べものにならなかった。まさかの精霊攻撃―“魔眼”を“クフ・リーン”に直接浴びせると同時に強烈なかかと落としと中段蹴りをマルクに見舞う。そして、なんとか身を起こしたマルクに、少女は攻勢に見合わぬ声で乞うた。「マルクさん、考え直してくれませんか?マルクさんと戦いたくなんてないんです。でも、…あたしはここの番人なんです」エルミナの過去と秘密が明らかになり、心ならずも対決することになる使用人たち。そこにあるすべての想いを守りたいと願うマルクだが―?蜃気楼の屋敷の住人同士が激突する内乱編。

シリーズ6作目。
プロローグで屋敷の人間とマルクとの本気バトルになると思ってしまって、そうした内紛(?)で敵味方にわかれるのは苦手なのでちょっと読み進めるのが遅くなってしまったけど、想像していたのと違って本気のバトルにならなくて良かった。
ドミニク、寝間着で帽子をつけているのが子どもっぽいな、年齢不詳で見た目ほど若くないはずなのに、まあ見た目どおりの年齢だとしてもそれはそれで気持ち悪いから、年齢不詳だからこそ許されるのかな?
エミリオとエルミナ、一年前のことが明らかにされてよかった。