江戸時代 日本の歴史 6
- 作者: 深谷克己
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/03/17
- メディア: 新書
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出版社/著者からの内容紹介
家康によって幕藩体制が築かれて以来260年,「大江戸八百八町」と謳われた江戸の町はパリ,ロンドンをも凌ぐ繁栄を誇り,また全国各地に名君が輩出して,わが国は世界的にも珍しい安定した長期の平和を実現した.このような「泰平の世」は一体なぜ可能となったのか.その秘密を解明しつつ,徳川15代の御代の魅力にせまる.
『風雲児たち』を読んだからか、流れを理解しやすかった。同シリーズのほかの巻でもそういった感想をもてるようにならなければいけないと分かっているけど、なかなかそうは行かない。
御歯黒の習俗が広まったのは江戸時代からか、でもなんで広まったんだろう?とちょっと気になった。
『江戸時代には執筆者が本名を隠したり、夢物語などに仮託することはしばしば見られた。』(P184)長英が『戊戌夢物語』を夢物語として発表したというのは何でだろうと思っていたけど、当時としてはありふれた形式だったのね。
この本を読んでいたらもうちょっと幕末の本を読んでみたくなっちゃった。