鋼殻のレギオス 16 スプリング・バースト

鋼殻のレギオス16 スプリング・バースト (富士見ファンタジア文庫)

鋼殻のレギオス16 スプリング・バースト (富士見ファンタジア文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
入学式を終え、新入生を迎えた学園都市。レイフォンの暮らすアパートにはフェリやニーナ、クラリーベルといった面々が引っ越してきて賑やかさを増す。仲間と過ごす毎日でレイフォンの傷も癒えつつあったが、ヴァティ―世界の敵であるレヴァンティンの正体を知るニーナとクラリーベルは、その強大な力を前に、無力感に苛まれていた。そんな中、ツェルニは新たな汚染獣の接近を感知する。偵察に向かった第十七小隊だが、思いもよらぬものを目にし―!「まだ、きっと何かが起こります」『世界の敵』となったツェルニを待つものは!?―。

レジェンドを読んでいなかったので久しぶり。どうゆう主義・主張で戦っているのか分からないから(忘れているだけかもしれないけど)読んだほうが良いのかな。
レイフォン、強いという設定であることは分かっていても、最近ヤラレ役が板についてきたから、勝つイメージがさっぱりわかないなあ。
『「これまで様子を見てみたが、お前には本当に運命がないな」』(P212)主人公なのに、全くそうだね。「運命」の中での役割としてはフェリ、ニーナ、クラリーベルを結びつける役としてしか機能していないよね。最後にようやく、無理やりでも運命に関わってやろうという決意をしたので、次巻からつまらないことに悩まなくなるといいなあ(結局うだうだやっている確率も高そうだけど)。