黒のストライカ ２

黒のストライカ２ (MF文庫J)

内容紹介
椋郎は困っていた。己の内なる声に、欲望の猛りに、ほとほと困り果てていた。あの日“奈落”を使ってから、椋郎の性衝動は増大するばかり。しはるを見ては喉が渇き、翠子の胸に至っては理性を殺す巨大弾頭に思える。敵の接近に気付きながら、くだらない悩みに翻弄される自分に苛立つ椋郎。――そんなとき、新たな夜の眷属が現れる。「ようやく会えたね……おにいちゃん♪」金狼族の少女、シャーリー・ランスボーン。無事を知って駆けつけたという健気な元婚約者に、椋郎は自分の欲望を律せるのか、それとも――！？　漆黒の学園異能バトルラブコメ、波乱を喚ぶ第二弾！

アビスによる肉体的な変化で性欲に振り回されているのが、１巻ではそういうシーンでもものすごく冷静にスルーしていてそういう方面で振り回されるということは想定していなかったから本人が、その変化に戸惑っているのは笑える。
前巻では、あっさりと敗北して終わったから主人公たいして強くないんじゃないと思っていたけど、白の将軍というわりと敵側陣営では重要そうなキャラにあっさりと勝って、汚名返上。１巻の敵キャラが強すぎただけなのか。というか良くわかんないけどローシェに一応とどめさしたんだよね？
シャーリー、結構好きなキャラだ。前回のような引きがないから、これでとりあえずメインキャラは出揃ったのかな？次の巻位で蝦夷井が味方になることがあるかも？ないかも？という感じだけど。