人類は衰退しました 6

人類は衰退しました 6 (ガガガ文庫)

人類は衰退しました 6 (ガガガ文庫)

内容紹介
そらとぶようせいさん、あらわる!?

わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は"妖精さん"のものだったりします。
そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の"調停官"であるわたしのお仕事。
季節は冬。祖父の趣味サークル「大砲倶楽部」の一員として南に向かったわたしは、「鳥人類コンテスト」の安全対策係として、岬に集まった各チームの機体をチェックすることに。
思うに……みなさん、死にそうです。
クスノキの里を同類誌のイベント会場にしてしまった友人Yと、白い部屋に密室監禁! 
さて、どちらが危ない!? ──記録、それは儚い。

中編2作、200ページと薄め。
妖精さんたちの、すかいはい」ミスターVIP、相変わらず強引、いきなり『安全対策係』にさせるって、というより「わたし」が来なかった場合は安全対策どうなっていたのか考えると不安になるなあ。開催者、なるべく安全な場所が見つかるまで開催自重しようぜ。
妖精さんたちの、さぶかる」
「わたし」とYとの現在の絡み、見たかったから嬉しい。同類誌即売会、2万人集まるって、集まった人等は衰退している人間にあまり似つかわしくなく行動的だな。それともこの世界には思っていたよりも結構人が居るのかな。