メグとセロン VI 第四上級学校な日

内容(「BOOK」データベースより)
超お金持ちのご子息ご令嬢で美男美女ぞろいの新聞部、例の6人が巻き起こす今回の騒動は―「新聞部みんなで学校主催のオリエンテーリング大会に参加し、ある事情から1位を目指す!?」と、「新聞部に短期留学生が来ていろいろあって、そしてなぜかメグとセロンの関係に変化が起きちゃったー!?」の中編2本。さらに“あの人達”が登場する短編2本も収録―というてんこ盛り!いつにも増してドタバタハラハラヘトヘトコソコソワクワクドキドキ、エーッ!?な第6巻。注目の“今回のあとがき”は―時雨棚恵一書き下ろし“『セグとメロン』”!?もちろん“黒星紅白あとがき”にも注目。

短編集。この巻は事件とかは起こらない日常の話、ファンタジー異世界)での日常話は、なんか好きなのでシリーズでいちばん好みな巻かも。
ファンタジー異世界)というフィルタがかかるだけで、ただの学園の日常が途方もなく魅力的に感じられるのは何でだろうか。
第四話、地の文が二人称なのってすごい珍しいなあ、読み始めは少し面食らったけど、新聞部の面子が登場してきたら気にならなくなったけど。あなた(新人君)で呼ばれていて最後まで名前が出ない。地方から出てきた「あなた」から見る首都の風景、面白いなあ。