平家物語 ビギナーズ・クラシックス

出版社/著者からの内容紹介
平家の興亡を古典文法不要で楽しもう! 壮大な歴史ロマンをしっかり把握。

12世紀末、6年間に及ぶ源平の争乱は幕を閉じた。戦いの中にある愛と死のドラマ、人間の哀歓を描く一大戦記。現代語訳を前面に出し、古文の力がなくても十分古典の面白さがわかる。ビジュアルも豊富。

最近この時代の本をちょくちょく読んでいる。石母田さんの「平家物語」や高橋さんの「平家の群像」などをよんで、ずっと平家物語読まなくてはと思っていたが、原文は無理なので、これを読了。個々のエピソードは他の本でほとんど知っていたけど、ダイジェスト版とはいえ流れで読むとやっぱりちがうね。
「平家」物語だから、そりゃそうかとも思うけど、義経の最後が描かれていないのはまだ英雄としての義経像が当時まだそれほど大きくなっていなかったからか。
そのうちもう一回、石母田さんの「平家物語」を読んでみようかな。