氷結鏡界のエデン 6 水晶世界

内容(「BOOK」データベースより)
「弱く役立たずの巫女が、希望を与えるような言葉を口にするな」冷たく響くホルンの声に、決意を持ってユミィは答えた。「もし、私が負けたら―あなたの言う通り巫女を辞めます」浄化の巫女・ユミィの存在を否定する千年獅・ホルンが、天結宮に帰還した。シェルティスは、ホルンとの軋轢に苦しむユミィの支えになりたいと願う。しかし、彼もまた一通の怪文書で窮地に陥る。即ち―「護士の中に人の形をした幽幻種が潜んでいる」。緊迫した状況の中、強力な幽幻種まで出現。討伐に向かうホルンは、ユミィにある“賭け”を持ちかけるのだが…!?“強さ”と“弱さ”の意味を問われる、重層世界ファンタジー

5巻を読み終えた勢いで連続で読了。
ホルン・ノヴァ、うわ、ないわ。実力的に人を救えなかったことを責めつづけるなんて人として最低。一気読みしてしまったのは、あまりに好きになれないキャラだから、途中で読むのを止めれば、再び何ヶ月も読もうという気にならないだろうから。
茶店『二羽の白鳥』、エリエが凡庸に見えるほど、異常な人たちばっかりだ。しかし、そうした人たちに気に入られるエリエもなんかあるのかね?
『異篇卿』がなにを求めているのかとかさっぱり分からないな。