メルカトルかく語りき

メルカトルかく語りき (講談社ノベルス)

メルカトルかく語りき (講談社ノベルス)

内容(「BOOK」データベースより)
ある高校で殺人事件が発生。被害者は物理教師、硬質ガラスで頭部を5度強打され、死因は脳挫傷だった。現場は鍵がかかったままの密室状態の理科室で、容疑者とされた生徒はなんと20人!銘探偵メルカトルが導き出した意外すぎる犯人とは―「答えのない絵本」他、全5編収録。麻耶ワールド全開の問題作。

短編集。買うつもりは無かったけどつい買っちゃった、講談社ノベルスで今月城平京さんの「虚構推理」が出ているけど、「名探偵に薔薇を」は面白かったから、読もうかどうか迷い中。読んでいて感じたけど、個人的にはミステリーとしての良し悪しはわからないから、雰囲気で楽しめれば良いという読み方なので、麻耶さんは短編よりも長編の方が好きだなあ。
「九州旅行」美袋、ちょっと欲かいたら、ひどい目あってるね。「収束」最初のやり取りで結末の複数の分岐、可能性を見せているというやり方はすごい。「答えの無い絵本」すごい(ひどい)解決だ。「密室荘」これもミステリーというのか?