やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
孤独に負けず。友達もなく、彼女もなく。青春を謳歌するクラスメイトを見れば「あいつらは嘘つきだ。欺瞞だ。爆発しろ」とつぶやき、将来の夢はと聞かれれば「働かないこと」とのたまう―そんなひねくれ高校生・八幡が生活指導の先生に連れてこられたのは、学校一の美少女・雪乃が所属する「奉仕部」。さえない俺がひょんなことから美少女と出会い…どう考えてもラブコメ展開!?と思いきや、雪乃と八幡の残念な性格がどうしてもそれを許さない!繰り広げられる間違いだらけの青春模様―俺の青春、どうしてこうなった。

帯で平坂読さんが推薦していて「僕は友達が少ない」と雰囲気も似ているし、タイトルの長さから考えても、意識しているんだろうけど、個人的にはこの「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の方が好きだな。あとはハーレム展開にならずにいてくれれば、個人的には最上なんだが。
『というわけで、見ればわかると思うが彼はなかなか根性が腐っている。その性でいつも孤独な哀れむべき奴だ』(P23)見ればわかる、ってひどい紹介の仕方だ。
『お前含めて、社会が俺に厳しいんでな。せめて俺くらいは俺に優しくしてあげようと思うわけ』(P124)
戸塚彩加、なんで男の娘キャラがライトノベルに出るとき初めから主人公への好感度がやたらと高い場合が多いんだろうなあ。
比企谷八幡、捻くれ度合いや卑屈さが無いところとか変に自分を繕ったりしないで素のままで過ごしているところとか、けっこういいキャラしているね。