もう一つのシアター

 ――300万の負債を抱え、解散の危機が迫る小劇団「シアターフラッグ」。そんな劇団に、地方都市の高校から学校公演の依頼が舞い込むが……。
 2011年1月、有川浩が初めて脚本の執筆に取り組み、大好評のうちに幕を閉じた舞台『もう一つのシアター!』。その脚本集が、メディアワークス文庫より登場! 小説『シアター!』の1巻と2巻の間にあったかもしれない(!?)珠玉のエピソードがここに綴られる! さらにファン垂涎、有川浩スペシャル対談2連発! ――舞台で重要な役を演じた大和田伸也、阿部丈二との対談を巻末に特別収録。
メディアワークス文庫 新刊情報 有川浩脚本集 もう一つのシアター! より)

読む前はそんなに期待していなかったけど、面白かった。巻末には対談付き。登場人物欄の元制作とか元劇団員ってなにかと思ったら、一人二役ということか。秦泉寺がハゲキャラに、そしてハゲネタが続いたからP30の『ゆかりもハケる』という部分がゆかりもハゲるに見えてしまった。註で、舞台の裏話を書いてあるのも面白かった。
読んだら、3巻も早く読みたくなってきた。