ジーヴスの事件簿 大胆不敵の巻
- 作者: P.G.ウッドハウス,P.G. Wodehouse,岩永正勝,小山太一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/06/10
- メディア: 文庫
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内容(「BOOK」データベースより)
時は20世紀初頭。ロンドンのマンションの一室に、執事ジーヴズは今朝も流れるように紅茶を携えやってくる。村の牧師の長説教レースから実らぬ恋の相談まで、ご主人バーティの難題をややいじわるな脳細胞が華麗に解決(?)。バーティたちが通うドローンズ倶楽部の愉快な面々も少し顔をのぞかせる、ユーモア小説傑作選第2弾。
個人的には、小説家を騙る話は、ばれないかどうかハラハラしてしまって、読んでいても楽しめない。面白いんだろうと思って面白がれるように努力はしてみたが、うーん、なんだろう、このシリーズ、あんま好きじゃないかもなあ。バーティは他人の事情に巻き込まれて割を食ってばかりなので、そこがちょっと嫌なのかも。ビンゴは、「ビンゴと今度の娘」でバーティに自分が原因で起こった事態を、すべて押し付けた解決を、友人だろうと言って、主人公に押し付けているのが本当に最低としか思えないし。