新・やる夫の関が原戦線異常アリ

戦国時代の歴史系やる夫スレは、マイナー目のはまとめで1、2記事を見ても、全然名前が頭に入ってこないから中途で挫折し続けていたが(メジャーな人物のはいまいち読む気がしないし)、これははじめに出てくる人等が有名な人なので入りやすかった。途中から知らない人が一杯出てきたけど、入り口がわかり易いと読みやすい。ここ何日かはずっとコレを読んでいて、ようやく最新話まで読み終えた。今まで一番好きなやる夫スレはダントツで「やる夫 鎌倉」だったけれど、これもそれと並ぶくらいに好きになった。二つとも政治的な面を細かく、そして魅力的に、書いてくれるのが好き。

文禄・慶長の役を書いた物語を読んだの初めてだが、案外面白いなあ、この戦い。宗義智、文禄で24,5であんな状況になっていたのか、なんつーかすごいな。福島正則、今までのイメージからがらりと変わった、実に魅力的な人物。黒田如水、関が原前の如水の行動の解釈面白い、「お前を…… 足利尊氏源頼朝にしてやるぜ!」というのは、後のやる夫のことを考えると、悲しい。朝廷が幽斎を助けるために使った屁理屈もすごいな。