GOSICK VIII 下‐ゴシック・神々の黄昏‐
GOSICK -ゴシック- VIII 上 ゴシック・神々の黄昏 (角川文庫)
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: 文庫
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内容紹介
幽閉されていたヴィクトリカは、母コルデリアの身代わり計画により脱出。一方徴兵された一弥は、ある日の敵襲で……。二人に再会の日は訪れるのか!?大人気ミステリ、感動の大団円!!
ついに最終巻。8上までの内容だと、ヴィクトリカの状態が状態だったと言うこともあれ、本当にくっついてくれるのか、ちょっとだけ不安だったから、二人がちゃんとくっついてくれてよかった、しかしそれまでに何年という時間経過を経るとは思わなかったが。
グレヴィールは、最後までいまいちしまらんねえ。初めてブロワ侯爵の子ではなく、ヴィクトリカの兄として行動したのはかっこよかったけど。
「いつかまた、一緒に海を見にこよう、と」
「……いつかまた、か」
ブライアンが弱々しくくりかえした。
「それって、いい言葉だな」
「そうかね?」
「そりゃ、そうさ。未来がお前を呼ぶ声だろ……」(P123)