薔薇のマリア 16
薔薇のマリア 16 さよならはいわない (角川スニーカー文庫)
- 作者: 十文字 青,BUNBUN
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/07/30
- メディア: 文庫
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内容(「BOOK」データベースより)
幾度も侵略を退けたサンランドの魔導兵たちは、ラフレシア帝国軍の前に沈黙し、軍勢はエルデンに迫る。噂と混乱に満ちるエルデンで、あるものは逃げようと奔走し、あるものは絶望に身を投げ、あるものは喧躁に乗じて略奪と殺戮に走る―。そんな中、マリアが、ユリカが、サフィニアが、皆それぞれの時を惜しむように、愛する人との時を紡いでいた。そして圧倒的な破壊の先陣は疾り来たる!!それでもZOOは生き残るために戦う。
「薔薇のマリア」シリーズ、最新刊。久しぶりにこのくらいの厚さの本を1日で読み終えることができた。
何か一気に世界が激動しているなあ。
マリアの過去の短編で出てきた、ヴィンセントが再び登場するとは思わなかった。
無統治王国といっても、魔道兵による防衛、と防備のための軍事力はあるのね、まあ今回は効力発揮しなかったけど。以前にも書いてあったかもしれないけど忘れてた。
白豹公、ひょっとして「シャギーロックヘヴン」に出てた人、うろ覚えだから違うかもしれないけど。アーニャ、カタリと付き合って、Sの素質を開眼というのには笑った。
ジャン・スタインバック、アンナ状況でも全然動揺していないクソ度胸はすごい。
ZOOがこの状況からでは、どうやっても日常を取り戻せそうになく、詰んでいるんじゃないかって思えるほど、絶望感がすごい。
ヒト、ラストになって本編にかかわってくるかあ。今までこの種族の人(ヒト)は昼食時のメガネの人くらいしかでていなかったけど、最後に登場してきた大公爵という奴やたら強そうだし、ほんとこれからどうなるのか不安だ。
SIX、再登場。SIXの登場で希望感が湧き出ることがこようとは!しかし、SIXとベアトリーチェ、ベティとダリエロは急にフラグが立ったなあ。ラスト、そうしたSIXの変転も知らずに、ルーシー……。