テルミー 2 きみをおもうきもち

テルミー 2 きみをおもうきもち (スーパーダッシュ文庫)

テルミー 2 きみをおもうきもち (スーパーダッシュ文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
事故で亡くなった二十四人のクラスメイトの最期の想いを背負う少女・テルミー。事故を免れた少年・清隆と共に、テルミーはクラスメイトたちの願いを叶えるため、その身に宿った彼らの能力を支えに、走り出す。薔薇を育てていた少年が伝えられなかった想いを届けるために。主演女優と脚本家の二人を失った映研部にもう一度映画を作る喜びを思い出してもらうために。悲しみとやさしさが奏でる物語、第二章。

1巻同様、すごく綺麗な物語で良かった。
三隅の家庭事情、鬼塚の過去とも、なんかしら絡めてくるかと思ったら特にそんなことなかった。
映研の毒舌少女広多可愛い。
ラスト、鬼塚が保科に協力した理由が友達だから、という風に鬼塚が感じているようなのが、他にも理由があるのにそちらの感情に気付いていないのはもどかしいねえ。まあ、事故からろくに時間がたっていないのに、早々とあの二人がくっついても、それはそれで変な感じとは思うかもだが。
あとがき、前作から一年以上、「テルミー」話題になったの最近と思っていたけど、そんな前だったか。