丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ


内容(「BOOK」データベースより)
神楽咲高校に入学した咲丘は、「丘研」の入部案内を見て直感した。これこそ“風景”を愛する俺のための部活だと!部室に向かった咲丘は、代表・沈丁花桜と意気投合、早速入部。だが、丘研の正体は「オカルト研究会」、沈丁花の世界征服の野望のために日々活動していたのだ。「君は完膚無きまでに自分を知られたことはあるかい?」知ること=支配すること。世界を知るための戦いが始まる!第15回スニーカー大賞“優秀賞”。

今年に入ってから最近新しいシリーズを読む意欲をなくしていたので、話題となった作品だけど、ようやく読了。これ書いている途中に気付いたのだが、「好きなライトノベルを投票しよう!!」と「ラノツイ」の2011上半期の結果が既に出ていた。というか開催していたことすら気付かんかった、不覚……。
『咲丘はノックが鋭いんでこれはこれで』(P42)はじめて出会う表現で、意味が良くわかんなかったんだが、頭の回転が速い、という理解で大丈夫いいのかな?
蜂須、ドMというと、ライトノベルでは、単純に殴られて興奮するというキャラが多いけど、それともちょっと違う、自分自身で自分が嫌な格好をするとか、行動をするとかというキャラでそうしたキャラ今まで見たことなかったんで新鮮。
江西蛇、戦闘シーンこなせるキャラかよ。それまでそんな雰囲気全然なかったから唐突に感じた。
1人1人が自分の主義主張を一々表明しているのは、そういうタイプの物語は最近あんまり読んでなかったのでなんか懐かさが。大人・社会への反抗といったタイプの物語もまた同様に。