流血女神伝 3 砂の覇王 1

内容(「BOOK」データベースより)
カリエがエディアルドとともにカデーレの森から脱出して半月が経った。薄暮のなか、その日の目的地の途中にある村に辿り着いた頃、エディアルドの高熱に気がついたカリエ。二人は、宿をその村で求めようとしたが、訪ねる家々で冷たく断られてしまう。途方に暮れるカリエ。そこに一人の男が現れ、自分の家に来てもいいと言う。しかし一夜を過ごすことになったその家には、恐ろしい罠があった。

帝国の娘を読んで面白かったので、早速次も、と思い読んだが。いきなり奴隷墜ちかよ……。個人的にはこうして人が墜ちる話は苦手なので、途中でちょっと読むの止めようかとも思ったが、そうしてしまうと次読むのが何ヵ月後になってしまうので、我慢して読んでいった。だから、カリエたちサイド以外の話の方が、気楽に快適に読み進めることができた。しかし、最後にカリエ、主人が格好いい人でありますように、と願っていたのには案外余裕がありそうで笑った。「砂の覇王」結構長いシリーズだし、奴隷になったというのにも抵抗を感じるので、2巻がamazonで在庫がないので、古本で買うにしても読むのは結構後になるかも(そういいつつ案外すぐに買って、読み終わるという可能性も結構あるけど)。