猫語の教科書

猫語の教科書 (ちくま文庫)

猫語の教科書 (ちくま文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
ある日、編集者のもとへ不思議な原稿が届けられた。文字と記号がいりまじった、暗号のような文章。“£YE SUK@NT MUWOQ”相談を受けたポール・ギャリコは、それを解読してもっと驚くはめになる。原稿はなんと、猫の手になる、全国の猫のためのマニュアルだった。「快適な生活を確保するために、人間をどうしつけるか」ひょっとしてうちの猫も?描き下ろしマンガ(大島弓子)も収録。

著者近影の部分まで猫になっているのは笑った。徹底しているね。
猫が人間より上という主張は本人(猫か)が自負心としてもっている考えればかわいらしいけど、そうじゃなければ何回も出てくるからうざったい。そこまで作者=猫というふうにまで信じ込んで、かわいらしと思うことはちょっと無理かな。
スクランブルやドミノ、チェスやチェッカー(昔なら麻雀も)』(P176)本筋とは全然関係ないことだけど、麻雀は昔はアメリカでポピュラーなゲームだったのかな、こうして名前が出てくるということは。