影執事マルクの契約

影執事マルクの契約 (富士見ファンタジア文庫)

影執事マルクの契約 (富士見ファンタジア文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
ついに暴走を始めた“アルス・マグナ”は瞬く間にロックウォールを壊滅させ、さらに周囲をのみ込んでいった。“空白の契約書”は徐々に失われ、契約者でなくなったマルクだったが、彼の求めることはたったひとつ。「揺り篭に囚われた我が主、エルミナを救い出す!」マルクの想いに仲間たちが応える。その行く手を遮ったのは、“アルス・マグナ”が創り出した過去の自分たちだった!?マルクとエルミナ、そしてそれぞれの想いがたどり着く未来は?影執事、最後の仕事が幕を開ける。

最終巻。ライトノベル(マンガもだが)って、ある程度人気があるものは長々とつづくのばっかりだから、このくらいの長さでまとめても、案外短くまとまったなあという気がおきるよ。
マルク、オウマがコートを差し出しているのに地の文でオウマの事をまるでふれられていないのには笑った。オウマに気付いてあげて(笑)
『この時代、庶民はまだ電話という機械の利便性を認知していなかった。』(P63)一瞬?となったが、作者の視点かな?
放火、アルバのしわざだったのか、そこらへんすっかり忘れていたよ。
マルク、銃も普通に使えるのかよ。しかも、『銀ナイフよりも、強力かもしれない』って、最近使って無くてそれかよ。
最後は大団円で良かった。