ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち


内容(「BOOK」データベースより)
鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。

なんか売れているようなので、発売時にもちょっと気になっていたということもあり、読んでみた。巻末の著作リスト見ると一杯書いているようだけど、三上さんの本読むのこれが初めてだ。
『誰かがあの部屋の本を触ったとしたら、すぐに気付いたはずだ。』って、四六時中見張っているわけでもないのに、わかるか(笑)この文で祖母への畏怖は伝わったけど。
表紙の印象からもっと大人っぽい人かと思ったら、思ったよりラノベっぽいヒロイン。
イラスト、主人公も普通に格好いいのはいいね。
今まで読んだ小説を『その本のよかったところが、何ページか頭に入るぐらい』(P112-113)って凄まじいな。僕は読み終わったら面白かったかとか読みやすかったかぐらいのぼんやりとした印象しかろくに残らんから、羨ましいなあ。
続刊もでているから買おうかな。