ミレニアム 2 下

ミレニアム2 火と戯れる女(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ミレニアム2 火と戯れる女(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)


内容(「BOOK」データベースより)
リスベットは襲撃者たちを撃退した。だがダグとミアが殺され、現場でリスベットの指紋がついた拳銃が発見された。さらに意外な人物の死体も見つかり、彼女は連続殺人の容疑者として指名手配される。リスベットが犯人と思えないミカエルは彼女と連絡を取り、事件の調査を進める。やがてリスベットは、ある重大な情報をつかんだ。そしてミカエルはザラの正体を知るが…リスベットの衝撃的な過去が明かされる激動の第2部。

おお、このくらい長い小説を1日で読んだの久々だ。ほとんど休まずに一気に読み終えることができた。下巻はどんどん物語が動いて本当に楽しい。読み終えた後に、自分としてはめったにないことだが、幾つかの場面を再度読み直すほど面白かった。ああっ、3巻が楽しみだ。この巻では事件解決後の描写がないから、それを早く見たい。だけど、あと半月も待たずに次の巻を読むことができるのは嬉しい。
『刑事である自分が捜査の現状に疑問を抱く分には問題ない。疑問を抱くのが刑事の仕事だ。だが、一民間人にすぎないブルムクヴィストが疑問を抱き、警察に挑戦してくるとなると、話はまったく違ってくる。』(P106)ブブランスキー、優秀だと思っていたのに、なんか残念だ。