魔法科高校の劣等生 4

魔法科高校の劣等生〈4〉九校戦編(下) (電撃文庫)

魔法科高校の劣等生〈4〉九校戦編(下) (電撃文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
九校戦中盤の目玉、『新人戦』。一年生のみで繰り広げられるこの競技は、第一高校の主席生徒・司波深雪の可憐かつ優雅な勝利を披露するステージでもあった。兄である達也も、参加選手たちが使用するCAD(術式補助演算機)の技師としてチームに参加、妹の活躍する姿に頬を緩ませていた。劣等生であるはずの達也が調整したCADによって、第一高校生徒の華麗なる圧勝劇が演じられる中、とあるアクシデントによって彼自身も九校戦の選手として参加する羽目になる。魔法による直接戦闘競技『モノリス・コード』に出場することになった達也。対戦相手は、『クリムゾン・プリンス』と呼ばれる第三高校一年生のエース・一条将輝だった。

カラー、深雪の巫女姿似合っているなあ。
web版では気づかなかったが、山中は使った魔法の種類が分かるくらいだから、彼も魔術士か。
達也、深雪のCADに細工した犯人に対しての怒りのシーン。説明(尋問)台詞が新たに加わったが、ちょっと説明くさくなった気も。
『かっかがこちらの事情をご存知であるように、自分も閣下のご事情をある程度存じ上げております。かっかが達也のことを気に掛ける本当の理由についても承知しておりつもりです』(P411)九島、web版を読んでなんとなく思っていたが、ひょっとして達也の父親って老師?まあ、まったく見当違いかもしれないが。あと、真夜が母親なんじゃとも邪推しているが。
あとがきに、『実在する固有名詞とたまたま一致する名称を使用する時はいつも、意識の何処かに躊躇を覚えます。それが敵役の場合は一抹の不安を禁じ得ません』(P486)とあるように、やっぱりそこらへんのことはちょっと読んでいても気になるよね。
5巻は短編集で12年初夏か。あと半年も待つのかあ、でも新作の短編が2つも収録されるというのは楽しみ。