やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 (ガガガ文庫)


内容(「BOOK」データベースより)
日々は相変わらず。友達もなく、彼女もなく、孤高の学園生活…のはずが、八幡の中に生じた慣れない居心地の悪さ。それはやはり、部室にいない一人の女子が原因なのか…。それを解決できる器用さが雪乃や八幡にあるはずもなく、発生するのは間違いだらけのイベントばかり。戸塚との甘酸っぱい時間、材木座の慟哭と雄叫び、けっして見てはいけない平塚先生の一面…そして、脱衣トランプ!?誤った方向に力強く暴走するキャラたちに囲まれて、奉仕部の日常は戻ってくるのか?ひねくれぼっちの青春ラブコメ第三弾。

ここまで安定して水準が高いので、安心して読めるシリーズの1つになったかな。
今巻では葉山などリア充組との絡みがないぶん、スクールカーストとかそうした系統の話を意識させるようなものもないのは、そういうの苦手なので、よかった。
『ぼっちは人の名前を覚えるのが意外に得意なのである。』(P22)そ、そうかなあ。俺は人の名前ろくに覚えられないんだけど。
八幡、家でラブプラスして母親に『友達でも来てたの?』と言われたというエピソードには笑った。それで思ったんだが、家族と暮らしている人はラブプラスをどうやってやっているのかちょっと疑問を持つ。まあ、どうでもいいっちゃいいんだけどさ。
非モテ三原則【(希望を)持たず、(心の隙を)作らず、(甘い話を)持ち込ませず】』(P150)結構いい評語だ。