蒼穹のカルマ 8

内容(「BOOK」データベースより)
私のねえさまは、あっ、正確には叔母さんなんですけど…なんかねえさまの方が呼びやすくて、それにお姉ちゃん、欲しかったから。私のねえさまは、蒼穹園騎士団で働いています。空獣から世界を守る大変なお仕事なので、仕事中は笑わないって聞きました。家ではいつも笑顔なのに。あんまり無理しないで欲しいなって思ったりもします。だって私のねえさまは勇者で、魔人のマスターで、神様で、ときどき女子高生で、魔王で、魔法少女で、赤ちゃんで。とにかくねえさまは何だってできます。だから…授業参観にもきっと間に合うよね。信じて待ってるよ。ねえさま。暴走ファンタジー、完結。

久しぶりの新刊がきた!と喜んでいたら、最終巻かよ……。このシリーズ好きなので、本当に残念。
隠しカメラ、そういえばこの時間軸では解決されていなかったか。
リサの眼帯、なんでかと思っていたが、時の神の能力の『時読みの目』を閉じているためのものか。
魔王配下、書かれていない部分では酷い事していたという設定なんだろうが、でてくるシーンでは振り回されたり、被害をこうむる側だったので、魔王に吸収されたのは可哀想で同情してしまう。
在紗の父、なんか思っていたよりも大分重大な人物だな。魔人や異世界のことにまで関係しているとは思っても見なかった。
リサとその世界でのカルマとの再開のシーンはいいのだけど、他の世界でのカルマをたくさん死なせているから、この世界だけハッピーエンドでも釈然としない。と思ったが、カルマなら他の世界においても冥界から生き返りそうだな(笑)。そう考えると、他のすべての世界でもハッピーエンドかな。
カルマの時生院へのおねだりも、ちょっと見たかったな(笑)。