アイドライジング 4

アイドライジング!〈4〉 (電撃文庫)

アイドライジング!〈4〉 (電撃文庫)


内容(「BOOK」データベースより)
年末。短いシーズンオフを利用して、保養地である箱根の温泉宿に羽を伸ばしにやってきたモモとサイ。だが、突如モモが大晦日の特別試合に出ねばならなくなってしまう。いきなりの試合設定にサイは忙殺されてしまい、訓練方法に悩むモモ。そんな彼女に手を差し伸べたのは、アイドライジング最強の“女王”マツリザキ・エリーで―!?『アイドライジング年末特別番組“ゴールデンアワー”がやってまいりました。今年は新人賞を賭けた超豪華試合を大晦日に生中継。注目のカードは七岡製薬所属の不思議系アイドル、ミジョウ・レンゲVSおなじみミニテックス所属、アイザワ・モモ。冬の寒さや雪の嵐もなんのその。最高の夜をお届けします』。

こうしたストレートな青春物好きだなあ。ライトノベルでそういう青春物がもっとあってもいいのにな。まあ、最近ライトノベル新規開拓していないから他にもあるのに気がついていないというだけかもしれないが。
相手の発動キーを押して、アクセルスマッシュを相手に消費させるってそんなこともありかい。
今更だが、エリーの母親も(アイドライジングの)アイドルってことはアイドライジングって教義はかなり長く(少なくとも20年以上か)続いているんだね。
『あ、でも確か…………スイレンドウ・ハナが獲っていて、エリーちゃんが逃してしまった賞が過去にたったひとつだけありましたね』(P24)タキ、故人で関わりなかったからといって、偉大な大先輩を呼び捨てするのにはちょっと違和感が。それともアイドル引退した人にはフルネームで呼ぶのが通例だとかそういうルールでもあるのかしら?
モモが後姿を見てオリンと間違えて、キジョウに抱きついたというシーンは、前巻のカラーイラストでオリンと勘違いしたことがあったので、笑った。
タキ、ドッキリで「突撃モーニングコール」をコーナーとしてもっているって、すごく今更かもしれないがヒールとはなんだったのか(笑)
『なんとモモとオリンはお店側がたっぷりと用意しておいたと宣言したカニを見事二人で食べきってしまったのだ。とは言ってもオリンはお腹に入る分しか食べておらず、その消費にはさほど貢献していない。事実上モモのみで達成されたようなものだ。』(P127)「オリンはお腹に入る分しか」って、だったらモモはどこに入っているんだよw、ブラックホールとでも言いたいのか(笑)
まさか、遭難するとは夢にも思わなかったぜ。
P298イラスト、ユウガクの絵はこれがはじめてかな?よく覚えてないから前にも出たことあったっけ?