アクセル・ワールド 11

アクセル・ワールド〈11〉超硬の狼 (電撃文庫)

アクセル・ワールド〈11〉超硬の狼 (電撃文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
ブレイン・バースト内を暗躍する謎の組織“加速研究会”。その総本山“東京ミッドタウン・タワー”の頂に鎮座する、“大天使メタトロン”。完全無敵の神獣級エネミーによって守護されている“加速研究会”を打倒するため、七王会議が開かれた。そこで導き出された秘策とは、シルバー・クロウの新アビリティ“理論鏡面”獲得作戦だった。メタトロンの放つ絶対即死極太レーザーにも耐えるアビリティを習得する命を受けたクロウだが、“心意技”がイマジネーションによって生み出されるのに対して、“アビリティ”は行動をトリガーに発現する。そのため、今までのハルユキの強いイメージだけでは、“理論鏡面”アビリティは習得できない。いっこうに糸口が見えないハルユキに対し、“アーダー・メイデン”こと四埜宮謡が哀しい過去を語り始め―。

ハルユキ、休む間もなく、次から次へと大きな難題が出てきて窮地続きという感じだったので、今回はそれほど大きな問題が起こらなかった、たまにはこんな展開もいいね。毎回そんな感じでは少し読むのにだれるから、こうしたバーストリンカーとしての日常みたいなのが感じられる巻はよかった。ただ、終わりで、なんかまた次回は何かに巻き込まれそうな感じもするけど。
買い物アプリ、バージョン3、動作テスト前にそのことが気づけてよかったなあ、ハルユキ。黒雪姫先輩は、頭がいいのに、そういうとこ抜けているなあ(笑)
現実世界のお金の問題で、内側からの侵入が却下されるって、リアルな理由(笑)

プロミネンス、30人で大所帯って、バーストリンカーたちの世界、こうやって人数で見るとやっぱりすごくミニマムな世界なんだなあ。

浴室の監視ウインドウ、そんなことできるのか、そういうのができるというのは、ちょっとプライバシー的に問題がある気がするけど、どうなんだろうな。

ハルユキとタクム、LV7になったら遠慮なしの全力で戦うと約束。なんか、その頃まで続くかと思うと、一体完結まで何巻くらいかかるのだろうか。かなり長くなりそうだ。