終わるデイ・バイ・デイ〈下〉―フルメタル・パニック!

内容(「BOOK」データベースより)
密林を、二機のASが駆け抜ける。深い緑に白と黒のコントラストが踊る。メリダ島基地に帰還した宗介に上官クルーゾーがAS戦を挑んだ。白の超兵器アーバレストと漆黒のM9。圧倒的なまでの技術の差。だが、勝負は宗介の完膚なきまでの敗北に終わった。「“存在しない技術”が制御できない!」憤る宗介を挑発するように、さまざまな思惑を秘めテロリストが破壊の行進を開始した!一方、東京。残されたかなめは、正体不明の尾行者の影に怯えていた。気配は、第二の護衛「レイス」か?それとも新たな暗殺者のものか?不安と絶望に蝕まれた彼女の心に、あまりにも危険すぎる決意が生まれようとしていた!宗介とかなめに、試練の時が訪れる。彼らは、ふたたび出会えるのか?人気シリーズ、待望の最新刊。

伝道書は認めていないの?イスラームは。いや、新約聖書に何が含まれているか知らないから、こんなアホなこといっちゃうんだろうけど。聖書、いずれ読まんとなあ。と、何年も前から思っているんだけどね。
ガウルン、まだ生きていたことに、やっぱりー。と言う感情しか出てこないわ。つーか、ガウルン、今までなんだかんだで、長編(この上下巻を1つと見れば)では毎回出ているよね。今度こそ死んだと思うが、コレまでの流れからだと生きて再登場しても、不思議ではないように感じると思うわ。
ガウルンとカシム(宗介)の初対面時の回想のあと、ガウルンが「俺も同じの年のころ、カンボジアに〜」と言っているが、ガウルンの過去のエピソードって以前に描かれていたっけ?ちょっとガウルンの過去に興味がわいてきたんだが。
ガウルン、宗介が悩んでいることにいらだっているが、そのことは不本意ながら同意。
ラストの宗介の戦闘。それまで、ぐずぐずと悩んでいた分だけ爽快感もまた倍増。