ソードアート・オンライン 10 アリシゼーション・ランニング

内容(「BOOK」データベースより)
謎のファンタジー世界に入り込んでしまったキリト。VRMMOチックなその空間で最初に出会った少年・ユージオ。“NPC”とは思えないほど感情が豊かなその少年と共に、キリトは央都“セントリア”に向かい、そして、二年が過ぎた―。キリトとユージオは、“北セントリア帝立修剣学院”の“初等練士”となり、それぞれ先輩であるソルティリーナとゴルゴロッソの指導を仰ぎながら、人界最強の秩序執行者“整合騎士”を目指す日々に明け暮れていた。央都を統べる“公理教会”の中枢にたどり着くため、二人はあまたの障害をはねのけ、学院にわずか十二人しか存在しない“上級修剣士”を目指す―!壮大なるヴァーチャル・ワールド・スペクタクル。

 そういやもう「ソードアート・オンライン」アニメ始まっているのか。アリシゼーション編はちょっと長くなりそうだな。
 巻頭の”北帝国”の地図を見ると実にミニマムな世界だな、という思いが増すなあ。
 100ページ以上もキリトたちが出てこないから、ちょっと焦れてしまうなあ。
 イゴーム、悪意の抜け穴。狡い奴だなとは思ったが、制限があるから、他人を使うことや危害を加えることができないからこすっからい悪事しかできないのか。
 キリト、前巻に倍速千倍と人工フラクトライトのことを思い出した(推測した)ということをすっかり忘れてしまっていたな。こういった情報は抜け落ちない、少なくともそういったことが書いてあったらそういえばそうかも程度には覚えてられるようでなければなあ、今回のこれに関しては、キリトのシーンでそういうこと書いてあるから前に書いてあるんだろうと思っただけで、いまだに思い出せていないからな(苦笑)。
 キリトがそんなに強くないことには、どうにも慣れんなあ。特に人口もそんな多くない世界で、現時点のキリトクラスが何人もいるというのはどうにもな。やっぱりキリトは強キャラという印象がかなり強いからね。
 イメージ(確信・自負)で強さが変わる、か。そりゃ、この世界では貴族が強くなるわけだ。