バカとテストと召喚獣 10.5

バカとテストと召喚獣10.5 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣10.5 (ファミ通文庫)

内容紹介
25歳の明久? 大人になったみんなの姿とは!?

進路希望調査に記入する内容を迷う明久・雄二・ムッツの三人に学園長が提案したのは、召喚者の未来をシミュレートする新たな実験――「間に合ってます」「なんだいその反応!?」(正しい教師とのやり)。
とはいえ興味をそそられたFクラス面々は早速試してみるのだが……。『僕と未来と召喚獣』ほか、明久と雄二を襲った衝撃の人格入れ替わり事件の顛末『僕と雄二と危ない黒魔術』を含む全4本でお贈りする青春エクスプロージョンショートストーリー第4弾!

 結構新刊久々だなと思って(いや、このシリーズ出るたび、最近毎回思っている感もなくはないのだが)ちょっと調べてみたら、8ヶ月ぶりか。というかそれ以前の何冊かは5,6ヶ月ペースでの刊行だったのね、どうりで毎回のようにそれ以前の展開を大分忘れているわけだ(単に僕の記憶力の問題だという可能性もかなりあるがw)。いや、アニメなどのメディアミックスをフォローされている方には、そういう間があいたという感覚は薄いのかも知れんが。
 秀吉、男に好みかどうか評されるのは、平素の出来事って、憤慨した様子もなく事実を淡々と話しているのは、達観したのか諦めの境地故かw。
 霧島、「しょうゆを作ろうといったら抵抗された」といって、手が赤く染まっているって、最初はもしかしてもう付き合っているんだっけそして、そういうこと?と勘違いしてしまったが、感想を書くときに改めてみたら、雄二の血かw(以前の巻の記憶がおぼろげなので、そんな早合点してしまった)。
 入れ替わり、明久が雄二の体の状態で、姫路と入れ替わったシーンは、なんとなくドラゴンボールを想起した。あのカエルを間に入れた奴。
 雄二の未来、酷すぎてなんか可哀想になってきた。『その証拠に、今日の天気を聞いても「はい。私は幸福です」って答えてくれる』(P178)ニコニコのアイマスパラノイアのネタか、井上さんも見てるの?ww(それとも、別に出展があるの?)。
 『神田さんはいいな……。明るくて、運動ができて、可愛くて、優しくて……』(P263)自分をいじめて(かかって?)いる人の美点を挙げるのに、「優しくて」と形容できるのは小学生の姫路さんはよっぽど卑屈なのか、よっぽど善良なのかどっちだ?
 アンケート、マジで実地したのかよ!?そこがこの巻で一番の衝撃だわ。あとがき、「次巻よりいよいよ本編のラストエピソード」ということで、このシリーズもいよいよ終わりか。まあ、コレだけの人気シリーズだから本編終了後にその後の話とか、この本のような短編とかで何冊かでそうだけどね。