11月に読んだ本のまとめ

2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:30冊
読んだページ数:9407ページ
ナイス数:4ナイス

翔ぶが如く〈6〉 (文春文庫)翔ぶが如く〈6〉 (文春文庫)
読了日:11月30日 著者:司馬 遼太郎
99%対1% アメリカ格差ウォーズ99%対1% アメリカ格差ウォーズ
読了日:11月28日 著者:町山 智浩
芙蓉千里 (角川文庫)芙蓉千里 (角川文庫)
読了日:11月27日 著者:須賀 しのぶ
江神二郎の洞察 (創元クライム・クラブ)江神二郎の洞察 (創元クライム・クラブ)
読了日:11月25日 著者:有栖川 有栖
終わりと始まり終わりと始まり
読了日:11月24日 著者:ヴィスワヴァ・シンボルスカ
バウッダ[佛教] (講談社学術文庫)バウッダ[佛教] (講談社学術文庫)
読了日:11月23日 著者:中村 元,三枝 充悳
再び、立ち上がる! ―河北新報社、東日本大震災の記録再び、立ち上がる! ―河北新報社、東日本大震災の記録
読了日:11月22日 著者:河北新報社編集局
王の逃亡 小説フランス革命 7 (小説フランス革命) (集英社文庫)王の逃亡 小説フランス革命 7 (小説フランス革命) (集英社文庫)
読了日:11月21日 著者:佐藤 賢一
パンをめぐる旅パンをめぐる旅
読了日:11月21日 著者:スーザン・セリグソン
私のマルクス (文春文庫)私のマルクス (文春文庫)
読了日:11月18日 著者:佐藤 優
「大岡裁き」の法意識 西洋法と日本人 (光文社新書)「大岡裁き」の法意識 西洋法と日本人 (光文社新書)
読了日:11月17日 著者:青木 人志
新訂増補版 アウシュヴィッツ博物館案内新訂増補版 アウシュヴィッツ博物館案内
読了日:11月16日 著者:中谷 剛
耳刈ネルリと奪われた七人の花婿 (ファミ通文庫)耳刈ネルリと奪われた七人の花婿 (ファミ通文庫)
読了日:11月15日 著者:石川 博品
歴史書を読む―『歴史十書』のテクスト科学 (ヒストリア)歴史書を読む―『歴史十書』のテクスト科学 (ヒストリア)
読了日:11月14日 著者:佐藤 彰一
凶鳥の如き忌むもの (講談社文庫)凶鳥の如き忌むもの (講談社文庫)
読了日:11月12日 著者:三津田 信三
アメリカン・サイコ〈下〉 (角川文庫)アメリカン・サイコ〈下〉 (角川文庫)
読了日:11月12日 著者:ブレット・イーストン・エリス
独創短編シリーズ 野恕Wまど劇場 (電撃文庫)独創短編シリーズ 野恕Wまど劇場 (電撃文庫)
読了日:11月12日 著者:野崎まど
さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記 (新潮文庫)さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記 (新潮文庫)
読了日:11月11日 著者:井伏 鱒二
自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門 (講談社現代新書)自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門 (講談社現代新書)
読了日:11月10日 著者:森村 進
坂の上のヤポーニア坂の上のヤポーニア
読了日:11月8日 著者:平野久美子
イギリスは愉快だイギリスは愉快だ
読了日:11月8日 著者:林 望
中国と 茶碗と 日本と中国と 茶碗と 日本と感想
当時宋で流行していた天目茶碗ではなく、通常の貿易商品である単なる青磁よりもはるかに上質な砧青磁を日本に持ち込んだのは、伝世品の花生や香炉が仏前に供える道具であることから、禅僧であり、砧青磁が最高の青磁と貴ばれるようになったことから影響力のある高い地位にあったと想定でき、日本に伝世したような上質な砧青磁は、近年まで中国で見られなかったが近年四川省で砧青磁が出土したことから、四川出身の一群の禅僧が砧青磁を日本にもたらしたと考え、更に著者はその中から蘭渓道隆を「砧」を日本にもたらした人物だと推定する。
読了日:11月7日 著者:彭 丹
この本、おもしろいよ! (岩波ジュニア新書)この本、おもしろいよ! (岩波ジュニア新書)
読了日:11月6日 著者:
「イギリス社会」入門―日本人に伝えたい本当の英国 (NHK出版新書 354)「イギリス社会」入門―日本人に伝えたい本当の英国 (NHK出版新書 354)
読了日:11月6日 著者:コリン・ジョイス
イギリスはおいしいイギリスはおいしい
読了日:11月4日 著者:林 望
たった一人の正論が日本を変える?―出でよ!現代の石橋湛山たった一人の正論が日本を変える?―出でよ!現代の石橋湛山
読了日:11月3日 著者:吉永 圭
裁判百年史ものがたり (文春文庫)裁判百年史ものがたり (文春文庫)
読了日:11月3日 著者:夏樹 静子
アナザー・ワールド: 王国 その4 (新潮文庫)アナザー・ワールド: 王国 その4 (新潮文庫)
読了日:11月2日 著者:よしもと ばなな
ユダヤ人の歴史 (河出文庫)ユダヤ人の歴史 (河出文庫)
読了日:11月1日 著者:レイモンド・P・シェインドリン
RPG W(・∀・)RLD12  ‐ろーぷれ・わーるど‐ (富士見ファンタジア文庫)RPG W(・∀・)RLD12 ‐ろーぷれ・わーるど‐ (富士見ファンタジア文庫)
読了日:11月1日 著者:吉村 夜

読書メーター


ラ///
小/////5///
エ/////5
ノ//
歴/////5
思//
詩/
そ////

「99%対1% アメリカ格差ウォーズ」はエッセイ換算。「再び、立ち上がる!」「私のマルクス」はノンフィクション換算。「中国と 茶碗と 日本と」「裁判百年史物語」「坂の上のヤポーニア」は歴史換算



ライトノベル 3
小説 8
エッセイ 5
ノンフィクション 2
歴史 5
思想・宗教 2
詩 1
その他 4

11月に読んで特に面白かったもの
「私のマルクス

私のマルクス (文春文庫)

私のマルクス (文春文庫)

 佐藤優さんの学生時代の話、「黒い旗に魚の絵」(魚は十字架以前のキリスト教の象徴)のエピソードが特に印象的、こうした自伝・伝記的な物語好きなので面白かった。


やる夫は死の遊びでのんびり過ごしていくようです ""Dies irae 〜Ludere mortis〜""
 更新するたびに何回も読み直しているやる夫スレ。こうした全員0からの状況で、仲間を作って協力してサバイバル(まあ、この物語ではアイテムである程度でるので、自分で何か考えて作る必要はないが)って物語はなんか好きだなあ。ただ、食事シーンとかもう少し描いて欲しいな、そういった些細な日常的な幸せの描写があるだけでも僕は、たまらないのに。7話でやる夫たちが肉を送ったホリンやアティたちの食事風景もぜひ見たい。

「芙蓉千里」

 1冊で終わるものかと思って、購入後に解説を見たらシリーズかよ。この著者の小説は「流血女神伝」が途中で挫折してしまっているので、合わないのかな思っていたが、これは普通に面白いぞ、正直切る踏ん切りをつけるために買ったものだったのに思いがけず面白く読んでしまったから、「流血女神伝」の続きをどうしようかということを、更に迷ってしまうという結果になった。まあ、面白い本を読めたからとりあえず満足だけどさ。

「江神二郎の洞察」

江神二郎の洞察 (創元クライム・クラブ)

江神二郎の洞察 (創元クライム・クラブ)

 直接、彼らが殺人事件の渦中にいる話もないし、日常の謎テイストの話で、日常の謎もののミステリーは大好きなので面白かった、それに最近余り日常ミステリーは読めてなかったからより一層。あと、織田と望月間の軽口は読んでいて面白い、特に『「信じる……」/「モチ。お前、ミステリに毒されてそういう概念は忘れてたやろ」』(P53)や織田がヘルメットに自分はミステリファンだとのアピールのためにクエスチョンマークを描いたのを見た望月の『そんなん被ってたら『僕は誰で、どこに向っているんでしょう?』って自問自答しているみたいやないか。』(P72)というのがお気に入り。