私的2012年読んだオススメWEB読み物等メモ TRPG動画編(その2)

 2012年クトゥルフ動画がかなりブームになっていたということもあり、非常に面白い作品が多数あって、毎日のように何かしらの卓を見て楽しんでいた。いやあ、TRPGの動画は面白いものが多いので、読み物ではないけど、2012年のお気に入りということで紹介。そのために「等」ってわざわざつけたしね(笑)。これでオススメweb読み物等の記事も終わり。しかし、これを上げている間にベスト20の記事も書き終わえているつもりだったけど、まだ一行も書けていないとはさすがに想定外だわ(苦笑)。さっさと書かないとなあ。実卓は、実際にやった内容を元に動画化しているもの。(これは昨日のものにも付けとけばよかったかな)


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「本当にあったSAN値が下がるクトゥルフTRPG完結・実卓
 事件が起こる前に、キャラクター達は起きる事件の全容を全く知らず、きな臭いから撤収した、(単に逃げるだけでなく、そのついで〈?〉にした行動の)結果としてトゥルーエンドになるという衝(笑)撃的結末にはリアルで声をだして笑った。キャラクターたちの個性も非常にたっている上に魅力的だし、いやあ、すごいよこの作品。
「風変わりな旅行」完結・実卓
 「本当にあったSAN値が下がるクトゥルフTRPG」のミヤタがGM、ノノレがワケシ。饅は初登場。しかし、饅さんの存在感が異常www。ノノレのとぼけた味わいも素敵。陰陽師が犯人だというネタがプレイヤー視点では一時説得力のある推測になってしまったのには笑った。
「灯火の行く橋」「天球賛歌事件」実卓
 大正クトゥルフ、講談調の語り口や大正浪漫の雰囲気とキャラが魅力的すぎる!大好きな作品だ。この作品を見た後は、他に大正時代を舞台にした物語が読みたいと思い、何かいい小説ないかなと思って探している。けど、これはそうかもと思って買ったものが時代が違っていたり、と案外物語として面白そうでなおかつ大正浪漫ないし昭和モダンの作品は少ないのだなあ、と実感している。とりあえず現在は、シナリオの元にもなっている「帝都物語」を読書中。「灯火の行く橋」は完結。「天球賛歌事件」は現在連載中なので、毎回楽しく視聴している。
「古明地こいしの箱庭クトゥルフ完結・実卓
 まともにホラーをしている珍しいクトゥルフ。 いやあ、なぜかニコニコ動画クトゥルフにはまともにホラーやっている作品が少ないんだよなあ、ニコニコでのクトゥルフtrpg人気の火付け役とも言える作品が思いっきりバトルしていたのが理由なのだろう。そっとメモをわたす、ということで個々で得る情報が分断されたことや、個々のプレイヤーで目的が違うなどがある上に、途中まで何が起こっているのか原因がさっぱりわからないため、本当にクリアできるのかという緊張感が尋常じゃなかった。深夜に続けざまに見るとリアルに恐怖を感じてしまうような卓でした。
「闇をゆく者達の宴」実卓
 オリジナルキャラクターのアバターを作って細かく動かしているのは凄い!作者さんが、自主制作アニメを作っているのでそういう技術があるとはいっても、わざわざ手間暇かけて、そういうことをしてくれたのは、見ていて楽しいので非常に嬉しい。以前から卓を囲んでいる方々でのリプレイ動画ということで、幾つかのシナリオをクリアしてクトゥルフ神話技能を大分持っている人が何人かいる。以前からの持ち越しキャラがいることで、キャラクターと世界観がきっちり固まっている、気がする(笑)。やっぱり、すべてが新しいキャラだと、どうしても説明的要素が序盤に多くなりがち(イメージ、偏見)だが、それ以前からの持ち越しキャラがいることで以前のエピソードの積み重ねがあるから、キャラクターも固まっていることもあいまって、より自然になっている。それにこの動画では、以前のエピソードに言及されたら、画面の横っちょの方で、注で説明が出るから、コレは一体何のことだろう?という状態にもならないから、それもいいね。
「ルルブのシナリオ全部つなげてみた」実卓
 プレイヤー間の会話が滅茶苦茶笑える。個人的には「本当にあったSAN値が下がるクトゥルフTRPG」と双璧な笑えるTRPG、まああちらは行動のフリーダムさが笑えるのに対して、こちらはダイスの結果などに対するプレイヤーの反応とか、NPCの特徴から知名のキャラのイメージを附与するくだりとかが面白いという違いはあるけど。モスのやる気と直結しているダイス目や、リアルでゾンビが苦手なキールが、ゾンビを見たときのSANチェックでもがんがんSAN値減らしているのは面白いし、マフィアのボスの容姿のことでのやり取りや、ディランマッケイの下りとかも大好き。
「能「舎界」」「探偵と学生と司書でダニッチの怪」実卓
 「能「舎界」」たんたんと進んでいくなあ(笑)、プレイヤー側の行動は描かれても、内心の描写が描かれないからどうやって真相をつきとめたのか最後に自分で言うまで気づかないのは、ミステリー的で面白い。というか、神話技能95の神主さんの導き(?w)でプレイヤー達のクトゥルフ神話技能をやたら上げたり、といった一つ一つの行動が面白くて、最後の動画の一つ前にプレイヤー達が真相に近づいたという説明がでるまで、そんなにラストが間近だとは全然気がつかなかったよ。「探偵と学生と司書でダニッチの怪」は「能「舎界」」の続編、短いがまたもやクトゥルフ神話技能がグングン上がる、そして、NPCも神話技能がやたら高い奴が二人もいたり(前作から引き続きだが)中々世界観がおかしいのにつっこみを一切入れないのが素敵。

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「まどろみのなかでゆっくりクトゥルフTRPG
 ほんわか(笑)。ナズーリンがぶっとんだ行動は笑える。というか、KPがそれを淡々と受け入れるのも面白い。なんか、僕は、「ZAPりパラアノイア」の人の「能「舎界」」と「探偵と学生と司書でダニッチの怪」の連作も非常に面白いと思ったが、こういう淡々とおかしなことやっているのが好みなのか、と今こうして書いていて、ようやく気づいた(笑)。
「謙虚で汚い男子高校生の卓上」
 クトゥルフtrpgだが戦闘ルールはちょっと変えているよう。ブロントさん好きなので面白い。台詞がいいんですよ台詞が!『武道もねぇ、銃もねぇ、回避もまったく振ってねぇ。/よし逝くぞうとはこのことね。』(4話)にはリアルで吹いたwww。
クトゥルフ怪事件調査録」
 イラスト・立ち絵がキレイ。オリジナルキャラのエリィさんが素敵だ。1個目のシナリオ(「もっと食べたい」)はクリアして、次回(11〜)からはオリジナルシナリオに突入ということで非常に楽しみ。NPCの平塚もいい味しているし、キャラクター間の会話も情報羅列型でなくいい感じ。
「超人高校生+おまけのやりたい放題クトゥルフ
 一番脅威なのが、同じ高校の超人たちの裏切りだというのはwwww、オリジナルの能力を使い、神話生物たちをあっさり倒し、敵サイドの人間に対する外道っぷりも安定wしている。仲間とNPCの戦闘面でのチートを楽しむ動画。学園異能物をクトゥルフでやっているのが素晴らしいですね。プレイヤーキャラたちの強さと外道っぷりが面白い動画。
「間違いだらけのクトゥルフ神話TRPG
 渡鬼卓。女子力、野武士力ロールには笑うwww。GMが優しく、茶番ならよろこんでロールするところがある(推奨している)ので、シリアスになりきらないところが素敵。孔明がキスメの家に言ったときの話にはめっちゃ笑った。孔明と司馬との過去のエピソードの多くもクスりと笑わせてくれる。あとは、ルークが、事件に関連する出来事を探してそれらしきものを見つけた折に、某掲示板に書き込んで(自演〈?〉して)いる場面も好きだなあ。わりと、コミカルに書いている怪異の報告者の文章含めて。
「二次元の門」
 クトゥルフTRPG。最初は、通常よりも能力が低いキャラ、次に通常よりも能力が高いキャラと1人あたり2人のキャラが使えるという設定。だけど、最初の弱キャラでは、あっさりと死んだりリタイアしていくから、本当にこのシナリオクリアできるのか、とちょっと疑問に思う。まあ、どちらでも面白いからいいけど。特に栗葉匠の何も考えていないようなキャラにしている(プレイヤーとしては読みが鋭そうなのに)のは、探索者としては、かなり斬新だなあwww。しかし、コメントの随所でのぼっちいじり多すぎだろ、やめて差し上げろ(迫真)。最近キレイな立ち絵のイラストが付いて、以前のものも立ち絵が付いたバージョンを新たに上げるようなので、それも楽しみだ。
「鬼畜魔理沙クトゥルフ神話探索紀行」
 しょっぱなのバトルから神話生物が出てきてハード。バトルシーンが熱くて面白い!。しかし、警官組、麻薬密売人組とプレイヤーが分かれているが、初見から警官の魔理沙がやたら喧嘩腰だったから、いまいち合流する絵が浮かばないのだがどうなるもんだかなあ。
「初めてのクトゥルフ
 別のクトゥルフTRPG動画のキャラクターがでてくるのも面白いなあ。途中で、探索者が全滅しそうなのをどうするのか、というのに原作ネタ(ラヴクラフトを読んでいないから、どういう意味なのかよくわからんがwww)を混ぜ込んできて、強引に思えた展開を納得できるものにしたのはすごいなあ。
「ゆっくり達のジャズエイジクトゥルフ
 ニコニコでのクトゥルフTRPGブームの火付け役となった「ゆっくり達のクトゥルフの呼び声」(インスマス面でマーシャルアーツ+キックの戦闘技能を持つやる夫と、トリガーハッピー魔理沙が登場する作品で、現在のクトゥルフTRPG動画でも(本来主流ではないはずの)戦闘メインのものがニコニコ動画においてはよくあるジャンルものになった原因でもある作品)の作者さんの新作、「ゆっくり達のクトゥルフの呼び声」は打ち切りとあいなったが、新しくこのシリーズを投稿してくれているのは嬉しい。
「ゆっくり妖夢と本当はこわいクトゥルフ神話
 クトゥルフtrpg風なSF・アクションストーリーであるが、
 L(竜崎)たちプレイヤーたち(というのも、たぶんダイス目は雰囲気だすためにしか使っていないからおかしな言い方だが)が柏崎やらない夫を打倒するために必死に頭を働かせているのは、すごい面白い。
「スチパン世界でゆっくりTRPG
 「漆黒のシャルノス」というエロゲの世界観でのクトゥルフTRPGヴィクトリア朝イギリスの人物が実在非実在問わずでてくる世界観は元のエロゲは知らないが、面白い。ストーリー的にはまだまだ序盤ではあるが、会話が不自然であったり、立ち絵等がなくキャラの識別できなかったり、といった粗やわかりづらさを感じないため、期待感が持てる動画。